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フォトフェイシャル用の機器を3つ紹介!

このページでは、フォトフェイシャルで一般的に利用されている機器や、レーザー治療に使われている機器との違いをまとめています。

フォトフェイシャルで使用される3つの機器

フォトフェイシャルでよく使用される3種類の機器をご紹介します。機器によって、設定の自由度や採用している光の波長が異なることも。それぞれの違いを見ていきましょう。

1.日本人医師が開発に携わった「ナチュライト」

美肌

「フォトフェイシャル」は、イスラエル生まれの美容機器メーカー・ルミナス社が商標登録しているものです。つまり、フォトフェイシャルを正式に名乗ることができるのは、ルミナス社でつくられている機器のみ。商標登録が承認されたのは2004年のことなので、近年注目を集めているフォトフェイシャルはルミナスが生みの親だといっても過言ではないでしょう。

ナチュライトは、そんなルミナス社が生み出した元祖・フォトフェイシャル用機器です。製品の開発段階から日本人の医師が関わっているという点が特徴的。

ルミナスは1966年に生まれ、イスラエルに本社を置く会社ですが、1981年には日本法人も立ち上げています。そんなルミナスの製品だからこそ、日本人の肌色や肌質に合わせられるように調整されているのです。

肌の状態や肌質に合わせて柔軟に施術を行うため、フォトフェイシャル560、590、640という3種類の波長(光)を照射できるようになっています。

2.計6種類の波長が選択可能な「M22」

M22は、元祖フォトフェイシャル用機器であるナチュライトの後継機です。もちろん、ナチュライトの製造元であるルミナス社が開発を手がけています。最大の特徴は、厚生労働省から薬事承認を受けている医療機器であること

美容の世界では、日夜さまざまな機器が開発されていますが、厚生労働省がチェックをした上で、医療機器として安全性や効果が確認されているものはごく一部しかありません。性能が曖昧な美容向け機器の中で、M22は信頼感が高い機器の一つと言えるでしょう。

ナチュライトの後継機、進化版というだけあって、従来の機種に比べて機能性が向上しています。ナチュライトでは光の波長が3種類でしたが、M22の場合、肌トラブルに合わせて515nm、560nm、590nm、615nm、640nm、695nmという計6種類の波長(光)を選択可能。肌の状態をチェックして、照射する必要がない波長をカットできることから、肌にかかるストレスの軽減も期待できるでしょう。

3.幅広い波長を自由に選択できる「BBLs」

BBLsは「ブロードバンドライト」の略称です。ナチュライトやM22と最も違う点は、機器の開発を行っているメーカー。

先ほどご説明したとおり、フォトフェイシャルという名称はルミナス社の商標登録なので、日本国内では他社が勝手に使うことはできません。

同様に、アメリカの厚生労働省にあたるFDAでも、光を使った美容機器が複数登録されています。そのうちの一つが、サイトン社のBBLsです。

BBLsは厚生労働省の薬事承認も取っているため、正式な医療機器としてクリニックなどで利用されています

とはいえ、複数の異なる波長を組み合わせ、照射することでハリやツヤの維持を目指すという機能については、大きな違いはありません。

機器としての特徴は、アプリケーションの設定によって幅広い波長を自由に選択できること。ナチュライトやM22は、日本人の肌に合わせて特定の波長のみ照射できるものの、波長は固定されています。その点、BBLsの機器は拡張性が高くなっており、より患者さん一人ひとりに合わせた施術が可能になっています。

レーザー治療で使用される3つの機器

ここからは、レーザー治療で使用されている機器についてご紹介していきます。

1.幅広い治療に使用される「アレキサンドライトレーザー」

宝石のアレキサンドライトを使って、755nmの波長(光)を照射できるようにした機器です。色素性疾患(黒色メラニンを原因とするシミやそばかすなど)に対応する医療機器として、厚生労働省からも薬事承認を受けています。

また、脱毛やニキビ治療、入れ墨の除去などにも利用できるとされており、美容や皮フ科の領域まで活躍の幅が広い機器といえるでしょう。

2.色素性疾患に対応する「YAGレーザー」

YAGレーザーは、1064nmの波長(光)を照射できるレーザー機器です。YAGは、イットリウム・アルミニウム・ガーネットの頭文字で、これらの素材を使ってつくった結晶を利用して、特定の波長を照射しています。

アレキサンドライトレーザーと同じく、色素性疾患への対処に利用される機器です。また、薬事承認も受けています。

3.血管拡張症の治療に利用される「ダイレーザー」

ダイレーザーは、おもに血管拡張症の治療に利用されているレーザー機器です。585nm前後の近赤外線を照射できることから、色素レーザーとも呼ばれます。

波長は皮ふを通過し、異常が起きている血管にのみ影響を及ぼします。そのため、赤ら顔や血管腫に対応するために利用されるケースが多いようです。

ダイレーザーに関しても、皮フ科の治療用途で利用されているため、医療機器として厚生労働省の承認を受けています。

フォトフェイシャルとレーザー治療機器の違い

フォトフェイシャル用の機器と、レーザー治療機器の違いは、

という点です。

光の色や出力は、波長の長短などによって決まります。波長の長さや強さによって光の性質は変わり、短い波長と長い波長ではどれくらい皮ふの深部まで到達できるかが違うのです

皮ふの表面に近い場所まで届く波長を照射すれば、その深さにあるメラニン色素に影響を与え、シミやそばかすへの対処を期待できるでしょう。

近赤外線を照射するダイレーザーのように、皮フを通り越して血管の中まで届く波長なら、血液や血管に影響を及ぼすことで血管拡張症に対処できるわけです。

肌にできるシミやそばかすは、それぞれ発生する深さが違います。波長によって届く範囲が異なる以上、すべての悩みに1種類の波長(光)だけで対処することはできません。そこで、フォトフェイシャル用の機器では、シミならシミ、ニキビならニキビがある場所まで届くような波長を、複数束ねて照射できるようにしています。

だと理解しておけば、両者を混同することはないでしょう。